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クライマーズ・ハイ/横山秀夫



横山秀夫はよく映像化されて


いますね。


「クライマーズ・ハイ」も最近


映画化されましたし。



本のはなし ホンの少し



群馬の地方紙「北関東新聞」の


記者 悠木は同じ北関の販売局


に勤務する安西と遭難者の多さ


から魔の山と呼ばれる谷川岳


衝立岩に登頂する約束をして


いました。



しかし、その当日、多数の人命を


奪った日航ジャンボ機墜落事故


が起こり、悠木は衝立岩には行く


ことができませんでした。



安西もまた前夜盛り場で倒れ、


植物状態に陥り、約束を果たす


ことはできませんでした。



友の病状を気にかけながらも、


悠木は日航全権デスクを命じられ、


そこから戦いが始まります。



県内で史上最悪の飛行機事故が


発生した地方新聞社は、この事故


をものにするべく動く記者達が所属


する報道局、広告局、販売局のそれ


ぞれの思惑が交錯し、また社内の


派閥も相まって、混迷を極めます。



そんなとき、全国紙ですら知り得なか


った事故原因をつかみ、北関はスクープ


をつかんだかに見えましたが・・・。





面白かったですが、ちょっと詰め込み


過ぎかなという気がしないでもなかった


ですね。




日航機事故とそれを追う地方新聞社と


いう設定だけでも充分よかったような


気がします。


ただ、衝立岩登山のところがあったから


こそ、悠木の弱い部分が描かれて、話


全体に厚みが出たような気もしますが。





ところで、日航機墜落事故に遭遇した方


は運が悪かったと思われますか。



東京-大阪間はこの前後にもたくさん便は


ありますし、新幹線もあります。



たまたまこの便に乗ってしまった人が


不運に見舞われただけなのでしょうか。




ワタシは人間の幸運と不運はプラスマイ


ナス0だと思っているので、宝くじに当たり


たいとはあまり思いません(そもそも買っ


ていないので、当たるハズがないですが)。


しかし、この理屈からすると、日航機事故


の遺族の方は、この後どんな幸運が舞い


込んできたとしても、プラスマイナス0に


なることはないのですから、この事故を


不運と片づけてはいけないような気が


します。




最近のワタシの幸運と不運といえば、約


20分の1の確率でPTA役員に選出され


るという不運に見舞われたと思ったら、


スーパーが企画したビール工場見学


ツアー(しかも食事・お土産附き)に


当選したことでしょうか。



運がいいとか、悪いとか、言っていい


のはこのレベルまでではないでしょ


うか・・・。



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