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一瞬の光/白石一文

美しいタイトルですが、企業の派閥抗争に


ついて、描かれています。



本のはなし ホンの少し


財閥系の大企業に勤務する橋田は、社長の


信頼も厚く、38歳という年齢に似つかわしく


ない異例の出世を遂げており、また、社長の


姪 瑠衣との恋愛も順調に進んでいます。



そんなとき、実の母と兄から虐待を受け続けた


ことにより心の安定を欠いた、20歳の香折と


出会い、そのあまりの痛々しさに彼は何かと


面倒を見るようになります。



わが世の春と思われた社長一派でしたが、


政治献金に関するスキャンダルで対抗する


副社長一派に足もとをすくわれます。



橋田にとって、よりショックだったのは、その


ことにより信頼していた社長の裏切りを知り、


また、同志としてともに仕事をしてきた先輩


の駿河が罪をなすりつけられて、自殺した


ことでした。





香折のような、危なげな女性って、やっぱり


男の人は好きなんですかねー?


ワタシなら、地に足をしっかりつけて、周囲を


見ることができる瑠衣のほうがいいですけど。



ただ、橋田と香折の交流が本書の主題なの


で、橋田が香折に傾かないと、小説が成り


立たなくなってしまいますからね。





しかし、派閥抗争って、こんなにも恐ろしい


ものなんでしょうか。



主流派になると、やりたい放題できて、反主


流派におちてしまうと、日陰でじっと耐える


日々が続くんですから。



かくいうワタシも、派閥抗争に巻き込まれた


ことがあります。



ワタシが仲良くしている、子どものお友達のお


母さんとあまり仲良くない (というより仲が悪い)


お母さんからお茶に誘われたことがあります。



出していただいたのはコーヒーだったのですが、


『固めの杯』にしか見えず、なかなか口をつけ


られませんでした・・・。





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