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神様のカルテ/夏川草介


「神様のカルテ」、本屋大賞、残念でしたね。


受賞は逃しましたが、医者という仕事の奥深さ


をおしつけがましくなく描いてあって、これから


医学を目指そうという方に、おすすめしたいと


思いました。


本のはなし ホンの少し


主人公 栗原一止(イチト)は長野県松本市の


本庄病院に勤務している、夏目漱石の「草枕」


が愛読書のちょっと変わった医者です。


結婚1年目の妻「ハル」さんは写真家で、いつ


も、一止を優しく支えてくれています。


2人が暮らす下宿には、売れない画家の「男


爵」、哲学を専攻する大学院生「学士」等、変わ


ったメンバーがおり、一止とは酒を酌み交わす


仲です。


一止は専門は内科でありながら、病院の人手


不足 (しかし、人間関係には恵まれている) か


ら救命救急、外科等専門以外の診察を行い、


疲れ切った身体と朦朧とした頭を抱えながら、


連続30~40時間勤務をこなしています。


そんな忙しい勤務の中でも、一止は医者として


なすべきことを常に考え、死を迎えようとしている


患者たちへの自分の対応について、悩み迷い


続けています。





ワタシは病院もののドラマが好きで (いちばんの


お気に入りは江口洋介の「救命病棟24時」です)、


よく見るのですが、お医者さんが働いている姿


って、カッコいいですね。


緊迫した治療現場で、的確な診断を下し、てきぱ


きと治療を行う姿はほれぼれしますね。


本書の主人公 一止は決してイケメンではないよう


ですが、それでも治療にあたっている姿は、カッコ


いいなー、と思うのですから。



それ以上に心をうつのは、一止の患者に対する姿


です。


ワタシが病気になったら、一止のようなお医者様に


主治医になって欲しいなと思います。


常に患者の立場に立って考えようとする先生に。



医者に限らず、どのような立場の人でもその場所に


あぐらをかいてしまったら進歩はないと思うので、彼


のように常にこれでよかったのかどうか、思い悩む人


はきっと立派なお医者様になるに違いありません。




ところで、この本ですが、ワタシが読もうと思っていた


のに、隙をついて5年生の次男 (やたら本を読むのが


早い) が先に読んでしまいました。


で、読後の感想が 「ハルさん(一止の奥さん)はボクの


タイプ」 というものでした。


わずか数パーセントながらも、医者になる可能性を残し


ている少年(まず、そんなことはありませんが)が、この


ような感想をもらしたことに、母として、かなりガックリき


ました・・・。




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