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前夜のものがたり/藤田宜永


何らかの結果が出る日の前日の夜って、とっ


てもドキドキしますよね?


ワタシにとってのドキドキする前夜といえば、


席替えの前日でした。


本書は、中年男性たちが、恋愛にまつわる


それぞれの出来事に不安と期待を抱き、あれ


これ考えて過ごす前日の夜を描いた短編集


です。


本のはなし ホンの少し


別れた妻に引き取られた娘が風俗嬢になった


と聞いて、父である主人公が確かめに行く「風


俗の前夜」、幼馴染と同じ女性に恋をし、同時


に交際を申し込んだ主人公が、彼女からの返


事を待つ「蘭の前夜」、など、ありそうでなさそう


で、でも、あるかも?と思わせてくれる話が続き


ます。


しかし、「三角関係の前夜」は実際には起こる


はずはないだろうな、と思いましたね。


風俗嬢に恋をした男性は、馴染みになった古


書店の店主とその風俗嬢が夫婦であることを


知ります。


しかし、店主はゲイであるため、2人の間には


性的関係がないのです。


そして、ある夜酔いつぶれた店主が2階で眠る


家で、明日の朝、店主が起きてきたときのこと


を考えながら、主人公とその女性は服を脱ぎ始


めます…。






ここに登場する男性たちは、全員50代ながらも


色恋にまだまだ現役です。


50代ということで、当然ながら倫理的に問題のあ


る恋愛もあるのですが、そのあたりはさらっと描い


てあります。


なかでもちょっとおもしろかったのが、最後の「キャッ


チボールの前夜」で、株取引に夢中の20代の娘と


恋に夢中の50代の父が登場する設定でした。


PCで株取引をする娘と、PCで彼女からのメールを


待つ父がいるのです。


筆者はそういうふうに意図していないのかもしれま


せんが、この設定、なんだかかわいかったです。



でも、実際の50代は、どうなんでしょうね?


少なくともワタシのまわりには、色恋に現役、って


感じの方はあまりおられないような気がするので


すが。


ワタシ個人の意見といたしましては、石田純一みた


いにギラギラしている50代もどうかと思いますが、


かといって、サザエさんちの波平みたいに枯れてし


まったような50代もいかがなものかと…。



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