FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スターバト・マーテル/篠田節子


小説やドラマでは、何十年ぶりかで出会った


同級生と恋に落ちる、というような設定をとき


どき見かけますが、こういうの、ホントにある


のでしょうか。


少なくとも、ワタシは未経験なのですが。


本書では、中学の同級生であった2人が約30


年後に偶然出会い、恋に落ちるのですが…。


本のはなし ホンの少し


乳がんを患った彩子は、気分転換のために、


と夫に勧められて通う会員制プールで、中学


時代の同級生の光洋に出会います。


中学の頃は背も高く、成績優秀であったため、


クラスメートを見下すような態度で嫌われて


いた光洋でしたが、彩子にはそう悪い印象は


残っていませんでした。


そして、クリスマスパーティーに誘われて、夫


とともに訪れた光洋宅で、彩子は4年前の息


子の自殺を受け入れられずにいる光洋の妻


の姿を目の当たりにします。


光洋の、心を病む妻の存在を知ったその直後、


彩子は光洋が警察から追われていることを知


り、出張中の彼を追って、北海道に行くのです


が…。






光洋は産業スパイの疑いで警察から追われ、


勤務先の企業からは、内部機密を漏らさない


よう口封じのために追われます。


そんな彼と、夫ある身である彩子が行動をとも


にしようとするのが、ワタシには不可解でした。


しかし、終盤、文字というより視覚に訴えかける


描写を読んで、彩子の行動はここにたどり着く


までの序章だったように思えました。



吹雪の中を、2人は車で逃げるのですが、こう


いう設定、ワタシは好きですねー。


年甲斐もなく、というより若くないからこそ、こうい


うシチュエーションに酔ってしまいますね。


吹雪は、音も視界も消して、2人だけの世界をつく


ってくれますから。



松任谷由実の曲に「ブリザード」という、吹雪のゲレン


デでスキーをするカップルを歌ったものがあります。


その中にこのような↓歌詞があります。


「前を行くあなたの鈴の音だけが2人を導くの、音の


無い国」


これは、彼のストックに鈴をつけて、その音を頼りに


私はついていく、といったシチュエーションなのです


が、ワタシはこれに憧れて同じことをやってみたこと


があるのです。


が、結果は散々でした。


吹雪の中で鈴の音が聞こえるはずもなく、しかも視


界が悪くてコースを間違えた(つまり、いわゆる「前を


行くあなた」を見失った)ためにはぐれ、結局大ゲン


カになりました。


現実は、小説や歌の世界ほど美しくないことを思い


知らされたのでした…。



おもしろいと思って下さった方、
↓ クリックお願いします。ランキングに参加しています。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

人気ブログランキングへ

blogram投票ボタン


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

keishomom

Author:keishomom
お引っ越ししてまいりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。