FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ありがとう/川上弘美


本書の裏表紙には、「いつか別れる私たちの


この一瞬をいとおしむ短編集」とあります。


なんだか切ない表現ですが、内容のほうは、


ぷっ、と笑えたり、「おいおい」と突っ込みたく


なったり、そして、やっぱり切なくなったりする


小さな物語たちが登場します。


その中の「夜の子供」は、かつて同棲していた


2人が、別れたあと偶然出会う物語です。


本のはなし ホンの少し


「私」はかつて同棲していて、5年以上前に別


れた竹雄に、街で偶然出会います。


うまく会話が弾まないまま、竹雄と並んで歩い


ていた「私」でしたが、竹雄の誘いで2人でナイ


ターを見に行きます。


ぎくしゃくした雰囲気のまま、試合は進み…。






こういう経験って、されたことありますか?


別の女性を好きになったからという理由で別れ


を告げられ、別れたもののなんとなく気持ちを


残しているかつての彼に偶然出会う、というの


はどんな感じなんでしょうね。


ワタシは経験したことがないのですが、ワタシ


もきっとこの「私」のように意地をはって、気持


ちを残していることを彼に悟られまいとするよう


な気がします。



ナイターを見ながら、竹雄は何のまえぶれもな


く「私」の手を握るのですが、そのあともまだ、ま


だるっこしいです。


気持ちよりも、頭から入ってしまう分、オトナの恋


愛は面倒くさいのかもしれません。



ところで、この筆者、たびたび食べ物の描写が


登場するのですが、どれもこれも、よだれが出そ


うなほどおいしく描かれています。


この中でも、自分たちをゆうべのちらし寿司に例


えて、「よく味はしみているけれど、ご飯一粒一粒


のつやはすでに失われている」と表現しています。


確かに、見た目はあまりよくないかもしれませんが、


2日目のちらし寿司は意外とおいしいですよね?


チンして少し温めると、よりいっそうおいしくなるよ


うな気がします。


カレーやシチューも2日目のほうがおいしいです


し。


しかし、同じ2日目でも、お酒を飲んだ2日目は


どうもいただけませんね。


二日酔いは、「もうお酒なんかやめよう!」と決心


したくなるほど、しんどいものですから。


と言いながらも、やめたりしないんですけど…。




おもしろいと思って下さった方、
↓ クリックお願いします。ランキングに参加しています。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

人気ブログランキングへ

blogram投票ボタン


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

keishomom

Author:keishomom
お引っ越ししてまいりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。