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作家の手紙/北方謙三ほか

メールの登場で、手紙を書くという機会がぐっと減ったのではないでしょうか。

かくいうワタシもそうですね。

かつては、便箋、封筒は何種類か常備し、卒業や就職で離れてしまった友人たちと手紙で近況を報告しあったりしていたものでした。

本書は、著名な作家たちがあらゆるシチュエーションを想定して書いた手紙を集めたものです。

実際に本人が直面している場面での手紙もあれば、奇想天外なシチュエーションでの手紙もあったりするのですが、いずれも作家のスゴさを思い知らされます。


作家の手紙作家の手紙
(2007/02/28)
北方 謙三、角田 光代 他

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一応、それぞれのタイトルにシチュエーションの内容が書いてあるのですが、それを読まなくても本文の手紙を読むだけで、その状況が伝わってきます。

「人間でないことがばれて出て行く女の置き手紙」とか「中元に近江牛の味噌漬けを届けてくれる亡父の友人に、それが毎年腐っているのだと思いきって教える手紙」など、なんじゃ、これ?というようなものもありますが、それでも、作家が書いた手紙ということで、短いながらもその中にストーリーが展開されています。

中でも、ワタシが脱帽した「亡き兄を送る手紙」は、亡くなってから15年経った兄にあてた手紙ということで、実際には読む人がいない設定になっているのですが、それを利用して、そう特別長いわけでもない手紙の中でひとつのミステリーが完結しているのです。

インターネットの発達で、誰もが簡単に自分の書いたものを公開できる(まさにワタシがそうです)現代ですが、やはりお金をもらって文章を書くということは、そんじょそこらの素人に簡単にできるものではないんだな、と思いました。


メールの浸透によって、手紙を楽しんで書く、ということが無くなったワタシですが、やはり、手紙にはメールと違う良さがあると思いますね。

気軽に送ることができるメールとは違い、便箋と封筒を用意して、どのペンを使うかを考えて、コピーペーストが出来ないため、書き始めるまでに十分に内容の構成を考えないといけない手紙は、かなり面倒くさいものだとは思います。

だからこそ、書き上げたときの喜びは、メールの比ではないのではないでしょうか。

書き手がそうであれば、受け取り手もそうだと思います。

いつでもどこでもチェックできるメールとは違い、1日1回しか配達されない手紙は、受け取ったときに封筒に頬ずりしたくなる程うれしいものではないでしょうか。

こんなふうに書いていると、ご無沙汰している友人に手紙を書いてみようかな、と思ったりもするのですが、今のワタシにはかなりハードルの高いものになってしまっています。

なぜなら、今のワタシは漢字というものが満足に書けないのです。

小学生の頃は、漢字テストといえば95点か100点だったはずのワタシ(かなりイヤらしい自慢で申し訳ありません)ですが、キーボードととっても親しいお友達となった結果、漢字が書けなくなりました。

といっても、全く書けないというわけではないので、とりあえずは細かい部分は適当にごまかしながら書いていたら、小学6年生の次男に「お母さん、この字はおかしい」と指摘を受けてしまいました。

漢字もそろそろ、ニュアンスが伝われば良し、としていただけないでしょうか…?


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