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婚約のあとで/阿川佐和子

結婚を夢見る独身の方には大変申し訳ないのですが、結婚というものは何の迷いも無く、まっしぐらに進んでいけるものではないんですね、実は。

本書の主人公も迷います。

かくいうワタシも迷い悩み、結納の前日には熱を出しましたから。

婚約のあとで (新潮文庫)婚約のあとで (新潮文庫)
(2010/10)
阿川 佐和子

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29歳の波(なみ)は、ニューヨークに長期出張中の剛志との結婚に迷い始めています。

波の妹 碧(あお)、波と仕事上の付き合いのあるデザイナーの真理、真理の秘書 凩(こがらし)など、それぞれ生き方も考え方も違う人たちの影響を受けたり、また遠距離恋愛ということもあって波は剛志に対する気持ちが冷めつつありました。

そんなとき、何も言わずに突然家を出た碧が、とんでもない事態におちいっていることがわかり・・・。


ここに登場する女性たちは、年齢も立場も考え方もまちまちで、結婚には正解など無いんだな、というのがわかります。

碧は普通の恋愛では満たされず、真理は男性を踏み台にしてキャリアアップしていき、凩は夫に突然離婚を切り出し、3歳の息子を連れて家を出た過去があり、と彼女たちの生き方は様々です。

その他にも、盲目であるが故、健常者である彼からの求婚に迷う宙(そら)、夫の過去の浮気を引きずる専業主婦の優美などが登場します。

その中で、優美が「主婦というのは自己犠牲の人生よ」と言ったのが、ワタシには印象的でした。

同じ主婦として、その気持ち、痛い程わかりますから。

だからといって、主婦がただひたすら自己犠牲の人生を送っているというわけではなく、幸せの上にあぐらをかいているような部分もあるので、いわば激辛カレーとみつ豆のシロップを混ぜたような人生ということになるのでしょうか。

ま、あんまり(というか絶対)食べたくはないものですけどね・・・。


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