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消えずの行灯/誉田龍一

本書は副題に「捕物帖」という言葉が入っていますが、ワタシは「捕物帖」というより「江戸を舞台にしたミステリー」といった印象を受けました。

舞台が江戸時代末期であるため、のちに明治政府の重鎮となる人物の若かりし頃の姿を知ることができます。

その人物が次々と事件を解決していく短編集です。

消えずの行灯―本所七不思議捕物帖消えずの行灯―本所七不思議捕物帖
(2007/10)
誉田 龍一

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本書は7編の短編からなり、どれも冒頭にその事件の発端となる殺人事件の殺害の様子が生々しく描かれているのですが、その後は軽妙な文体で物語は進みます。

蘭学を学ぶ潤之助と釜次郎は、ひょんなことから知り合いとなった同心の磯貝が関わる事件に首を突っ込み、釜次郎はその科学的知識と持ち前の好奇心から事件を解決に導きます。

この釜次郎がのちに明治政府の重鎮となる人物なのですが、おそらく誰もが知っていると思います。

キーワードは北海道なのですが、幕末の北海道といえば五稜郭だと思いますので(北海道には何度か行きながら、ここには1度も行ったことがないワタシ…)、おわかりになったのではないでしょうか。

その他にも、そういえば教科書で見たことあるな、という人物たちも数名、名を成す前の姿で登場しています。



鎖国が終わりを告げようとしている時期に、多感な年齢を迎えていた釜次郎たちは科学的根拠を持った学問に興味が向かい、また、ペリー来航を自分自身の目で見た彼らは、日本の将来についても考えます。

学問というのは、本人が興味を持って打ち込まなければ身につかないもので、上から押しつけたのではダメなんでしょうね。

とはいうものの、興味のあるものを持たない者にとって、それを探せ、と言われるのはツラいものです。

かくいうワタシも、子育てから足抜けする日が近づき、なんとかそれまでに興味を持って打ち込めるものを、と探しているのですが、これがなかなか見つからないのです。

というような話を知り合いのある方にお話ししたところ、「いろんな方と知り合って、その方たちの良いところを吸収して、自分を高めながら打ち込めるものがあるのよ、一緒にどう?」と誘って下さいました。

しかし、彼女の言うところの素晴らしいものとは、ネズミ講的な在宅ビジネスでした。

そういう類いのものを受け付けないワタシは、きちんとお断りしないまま、逃げるように家に帰ってしまいました。

その後、度々お誘いのメールをいただくのですが、いつも返事をしないまま、今日に至っています…。


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