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天才たちの値段/門井慶喜

絵画に詳しい方にお会いすると、そちら方面に明るくないワタシは尊敬してしまいますね。

といっても、知ったかぶりして、ウンチクをたれるような人はイヤですけど。

本書は、美術史を専攻する大学教員と美術品の真贋を見抜くことに関して天才的な目を持つ美術コンサルタントが、美術品にまつわるトラブルを解決していく短編集です。

天才たちの値段天才たちの値段
(2006/09)
門井 慶喜

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短編5編のうち標題作「天才たちの値段」は、とある国立美術館が本物というふれこみで海外の美術館から借り受け展示していた絵画を、美術コンサルタント 神永がその天才的な目で複製であることを見抜いたことが、きっかけとなる物語です。

そのために、その美術館の借り受け担当者 清水が辞職に追い込まれ、清水の恨みを買った神永は、手に入れようとした絵画の購入を清水に阻まれます。

偶然その商談に関わることになった大学教員の佐々木は、神永に接するうちに、その並々ならぬ才能に驚かされます…。


本書を読むと、歴史と美術品は密接な関係にあることがよくわかります。

今に残る絵画は、当時の権力者がお抱え絵師に描かせていたものが多いので、そのようになるのも当然かもしれません。

確かに、ただ絵を眺めるだけでなく、その絵がもつ歴史的背景を知ったうえで鑑賞すると、絵に奥行きが出てくるような気がします。

というわけで、今ちょうど京都市美術館で「フェルメールからのラブレター展」が開催されているので、行ってみたくなりました。

ただ、ものすごーく注目されている展覧会なので、実際に足を運んでみると、絵を鑑賞するよりも見知らぬ方々の後頭部を拝むことになるのでは、と危惧しているのですが…。


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