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The コンプレックス/齋藤 薫

他人のコンプレックスを知ると、ホッとしたりしませんか。

こんなに完璧に見えるような方にも、コンプレックスがあるんだ、と知ったときには、目の前のその方を抱きしめてしまいそうになりますから。

本書は、コンプレックスを抱えるアラフォー、アラフィフの女性たちを主人公にした短編集で、彼女たちの28ものコンプレックスが登場するのですが、こんなことまでコンプレックスになるのかー?と言いたくなるぐらい、様々なコンプレックスが詰まっています。

TheコンプレックスTheコンプレックス
(2009/10/26)
齋藤 薫

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「ヤセたい女」「キレイ好きのふりをする女」「胸の小さな女」「二重にした女」など、タイトルを見ただけで主人公が抱えるコンプレックスがわかるものもあれば、「ヒマな女」のように自らコンプレックスをつくって自分を苦しめているようなものもあります。

その中で「昔、美人だった女」の主人公のコンプレックスがワタシには少し意外でした。

主人公 京子は、今では疎遠になったかつての親友七恵に偶然出会います。

彫の深い端整な顔立ちで男性にモテた京子は、20数年を経た今、若い頃の見るかげもないほど太り、目鼻立ちがくっきりしていた分老いがはっきりと現れたのに対して、目立たない容貌で京子の引立て役のようだった七恵は美しく年齢を重ねていました。

かつては七恵を引立て役にしていた京子でしたが、実は彼女に対してコンプレックスを抱いていたのでした…。



子どもの頃のワタシの2大コンプレックスといえば、「足が遅い」「背が高い」でした。

運動会が大キライで、少しでも低く見られるよう猫背気味にしていたワタシでしたが、人前で走ることなど無くなり、どこまで伸びるんだー?と思った身長がほどほどで止まった今、あんなに悩んだ2大コンプレックスが、きれいさっぱり消えてしまいました。

けれども、本書からもわかるように、大人のコンプレックスはこんなに単純ではないようです。

セレブで有名な私学にお子さん全員を通わせている知り合いがいるのですが、その方はご自身がパートに出ていること、ご主人が高卒であることをひたすら隠そうとされるのです。

大人なワタシ(?)はその2点には触れずに会話を続けていますが、心の中では「しんどいだろうなぁ…」と同情の念を禁じ得ないのです…。

 

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