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発達障害に気づかない大人たち/星野仁彦

ワタシが「発達障害」という言葉を知ったのは、長男が小学校入学を控えたころだったと思います。

子どもの発達の遅れといえば、知的なものしか知らなかったのですが、知的な遅れが無い(むしろ秀でていたりする場合もある)のに、情緒的、感情的な面において他の子と違った行動や言動をする場合がこれに該当することが多いそうです。

知的な遅れが無いため発見されにくく、発達障害であることを知らないまま大人になる人が多いらしく、本書はそのような人々の特徴や彼らが置かれている環境について、書かれています。


発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)
(2010/01/30)
星野仁彦

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発達障害とは、よく耳にする「自閉症」「アスペルガー症候群」「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」などがこれに当ります。

筆者は医者であり、また自分自身も発達障害であるとしながら、大人の発達障害の特徴とその対処法などを専門的な知識も交えながら、解説しています。

大人の発達障害の特徴としては、「人の話を聞かない」「人の気持ちがわからない」「キレやすい」「物事の優先順位がわからない」「場の空気が読めない」などが見られ、周囲の人からはトラブルメーカーととられていることが多いようです。

そして、ワタシが興味を持ったのは、大人になって「うつ」になったり、出勤できなくなったり、アルコールなどの依存症になったり(意外なところで恋愛依存症というのもあるそうです)する人の中には、発達障害であることを気づかず、適切な治療を受けないまま成長している人が少なくないということでした。

一概に言い切ってしまうことはできませんが、大人になって心の病といったものを発症する人は、発達障害という要因を持っていることが多いらしいのです。

脳が健常な発達をしていないためストレスに弱いとされる発達障害が原因で、うつなど心の病を発症するという説を唱える研究者もいるそうです。

そう言われると、どんなに過酷な状況でも心が折れたりしない人もいれば、ちっぽけなトラブルで引きこもってしまう人もいることを考えると、そう極端な説でもないかな、と思ったりもします。

みなさんのまわりにも、場の空気が読めずにとんでもない発言をする人、突然怒りだす人、いつもトラブルを起こす人がいたりしませんか。

もしかしたら、発達障害であることを気づかれないまま大人になった気の毒な人なのかもしれません。

しかし、発達障害ある人は並はずれた才能を持っていることが多く、ベートーベン、アインシュタイン、ピカソは発達障害だったと言われています。

天才と呼ばれる人は、凡人には計り知れない苦悩を抱えているのかもしれませんね。

ま、凡人の代表のようなワタシには、一生知ることが出来ない苦悩だと思うんですけど…。


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